一般社団法人フランスレストラン文化振興協会 2026年ご挨拶

昨年は一般社団法人フランスレストラン文化振興協会(APGF)の活動にご支援を賜り誠にありがとうございました。
APGFは創設以来、次世代育成の必要に応え、レストラン文化を推進していくという目標を掲げて1994年創設の料理・サービスコンクールを同時開催してきました。

昨年はAPGFにとって、エポックメーキングな一年となりました。

第21回となる料理コンクール「メートル・キュイジニエ・ド・フランス(MCF)‟ジャン・シリンジャー杯”」とサービスコンクール「メートル・ド・セルヴィス杯」を開催するにあたって、料理・サービスの講習会、「レジェンドの晩餐会」をはじめレストランでの賞味会で料理とサービス、そして食べ手が作り出すレストランの愉しみを共にする機会を作ってきました。

11月11日のコンクールでは、フランスからクリスチャン・テットドアMCF会長、フランク・ランギーユCGB(クープ・ジョルジュ・バティスト)会長、パトリック・アンリルーシェフ(★★ラ・ピラミッド)、ファニー・レイとジョナサン・ワイド(★★オーベルジュ・サン=レミ・ド・プロヴァンス)のほか、2025年プロスペール・モンタニエコンクールに優勝し「プリ・正木賞」により来日を果たしたカルビン・ルオー(★★★ル・ホテルブリストル)が来日し、コンクールの審査委員を務め、ガラパーティー(ザ・キャピトルホテル東急)で得意料理を提供、またAPGF 初めてのフランス人シェフ講習会の講師を務めました。

さらに福井県の招きにより来福し、各地の食材生産地を視察、パネルディスカッション、またAPGF理事・会員と共にガラディナーを開催、福井の若手料理人、サービス人との交流を図り、APGFが目指す‟レストラン文化”の地方伝播に貢献することが出来ました。
実り多い一年間だったと思います。

こうした活動を推進できたことは、会員、賛助会員の皆さんの御支援のおかげです。改めて御礼申し上げます。

昨年もまた多くの外国人観光客が日本の食を目指して来日していたといわれています。
ホテル・レストラン業界の営業は好調に推移したものの、「人材不足」という状況は深刻になりつつあります。
今やどんな業種でも「人」が大事、という当たり前の事実に目をつぶることはできない時代です。
ましてやAIでは代替えできないホスピタリティが求められるホテル・レストラン業界においては、人材育成は生命線といっても過言ではありません。
APGFは日本の食を世界一に押し上げてきた先達が蓄積してきた知見と経験を次世代へとつなげる活動をさらに新たなる年にも、東京だけではなく地方開催の実現を目指してまいりたいと思います。

APGF総会(2026年3月17日予定)において、2026年度の活動計画の詳細を発表してまいりますので、多くの会員のご参加をお願いするとともに、
さらなるご支援、ご協力をお願い申し上げ新年御礼のご挨拶とさせていただきます。

2026年1月吉日
一般社団法人フランスレストラン文化振興協会
会長  大沢晴美
副会長 青柳義幸
副会長 山本正弘